50代以降、自分の健康についてだけでなく「家族の健康」についての悩みも増えてくるのではないでしょうか。
高齢化が進む現代において、特に気がかりなのが「認知症」。2025年には65歳以上の約5人に1人が認知症になっているという予測*1もあるほどです。
「親の年齢的に、近いうちに認知症になるかもしれない」
「親の問題だけでなく、パートナーや自分も認知症になったらどうしよう」
認知症には「なったら終わりだ」「なるのが怖い」といったイメージが根強くあり、介護の必要性も出てくることから、このような不安を抱えている人は少なくないかと思います。特に親が認知症になった経験のある方は「遺伝的に自分もなるかもしれない」という、より大きな不安があるでしょう。
発症すると進行を遅らせることはできても、完治は難しい病気。かといって、あらかじめ対策するのも難しそう……と、手を打つことを諦めている方もいるかもしれません。
確かに、認知症についての研究が進んでいなかった時代には、具体的な対策方法についてはあまり明らかになっていませんでした。しかし昨今の研究により、発症前から「将来認知症になる可能性」を知ることが可能になってきました。
認知症をはじめ、心筋梗塞・脳卒中、肺がん、慢性腎不全発症のリスクを可視化し、さらには対策のための生活習慣改善までをフォローするのが、フォーネスライフの疾病リスク予測サービス「フォーネスビジュアス」です。
目次
認知症対策のカギは「生活習慣の改善」
認知症の発症には日頃の生活習慣が深く関わっていることが、近年の研究で明らかになっています。つまり、適切な生活習慣を送ることができれば、認知症を予防できる可能性があります。認知症への対策はできるだけ早いうちに、今から始めることが重要だと言えるでしょう。
とはいえ、いざ対策をするにも何から始めればいいのか、なかなか自分では分からないもの。
そこで、「将来認知症になる可能性」を予測し、さらには対策のための具体的な生活習慣改善方法もご提案するフォーネスライフの疾病リスク予測サービス「フォーネスビジュアス」をご紹介します。
「認知症」への不安に対して、フォーネスビジュアスでできること
フォーネスライフが提供する疾病リスク予測サービス「フォーネスビジュアス」では、20年・5年以内(※5年以内は65歳以上が対象)の認知症をはじめとした各種疾病の発症リスクを予測することができます。
さらには結果に応じて、コンシェルジュ(保健師)との面談やアプリなどを通じ、ご自身に合った生活習慣改善方法をご提案します。
世界的に活用されている米国SomaLogic社の技術に基づいた疾病リスク予測
フォーネスビジュアスは、多くの分野の研究で活用実績がある、米国SomaLogic社のタンパク質測定「SomaScan」を採用して疾病リスクを判定しています。SomaLogic社のタンパク質解析技術を活用した検査は、日本国内ではフォーネスビジュアスが初めてかつ唯一(2023年12月時点)です。
人間の体内にあるタンパク質はその人の健康状態によって日々変化しており、特定の疾病が発症する前には、タンパク質の構成比に変化が見られることが分かっています。
フォーネスビジュアスでは、少量の血液を採取し、血液中のタンパク質構成比を解析することで将来の疾病リスクを予測しています。
生まれてから死ぬまでほとんど変わらない「遺伝子」の検査とは異なり、生活習慣により日々変化しているタンパク質を測定するため「今抱えている疾病発症リスク」を捉えられるのが特徴です。
2023年12月時点で、約7,000種類のタンパク質を解析可能。これにより、20年・5年以内の認知症(アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性など)発症リスクのほか、4年以内の心筋梗塞・脳卒中発症リスク、5年以内の肺がん発症リスク、4年以内の慢性腎不全発症リスクをレポート形式で可視化できます。
※検査結果は、医療機関の医師の診療として個人に提供されます。
さらには耐糖能や肝臓脂肪、アルコールの影響、たばこの影響、心肺持久力、内臓脂肪、安静時代謝量など、現在の体の状態も同時に分かります。
認知症の発症リスクに関して、これまでに認知症であると診断されていない65歳以上の方に向けては、5年以内の認知症発症リスクを4段階で判定した「発症リスク(%)」と、検査開発時における平均と比較して「何倍発症しやすいか」を意味する「発症リスク倍率」とで示します。
65歳未満の方に向けては、20年以内の認知症発症リスクを予測します。
検査後は、認知症対策に向けた健康改善もサポート
認知症をはじめとした疾病リスクがある場合、現在の生活習慣を見直すことで、健康状態の改善が期待できます。
フォーネスビジュアスでは、疾病リスクについての検査結果をお渡しするだけでなく、その後の生活習慣改善についてもサポートします。
コンシェルジュによるオンライン健康相談
フォーネスビジュアスでは、検査結果をもとにした「コンシェルジュによる生活習慣改善のためのアドバイス」もサービス内容に含まれています。
1回のお申し込みにつき、年2回のオンライン相談を実施。保健師の資格を持つコンシェルジュが、フォーネスビジュアス検査や健康診断の結果を踏まえ、あなたの健康状態の理解を深めるサポートや、あなたに合わせた食事・運動・睡眠などの生活習慣の改善提案・保健指導を行います(1回あたり40分)。
2回目以降の健康相談では、生活習慣改善に取り組んだ結果を一緒に振り返り、さらなる改善に向けてアドバイスします。
オンライン相談には、本人の同意があれば家族も同席可能。親子や夫婦などで話を聞き、改善に向けた取り組みを家族で一緒に考えることもできます。オンラインでの実施なので、遠方で暮らしていても同席可能です。
フォーネスビジュアスで実際に生活習慣を改善した様子については、下記の記事にて、フォーネスライフの社長自らが体験を語っています。こちらもぜひご覧ください。
認知症が気になる世代の利用者からも「対策に役立てたい」という声が
フォーネスビジュアスでは、高齢化の進行が深刻な問題となっている地方自治体と共同での取り組みも実施しています。
2023年3月には、日本の平均を上回る36.23%の高齢化率となっている熊本県荒尾市と共同で「フォーネスビジュアス検査」を荒尾市民病院にて実施。応募で集まった40代から70代まで、計61名の荒尾市民の方々にサービスを提供しました。
参加した市民の方からは、下記のような声をいただきました。
「こんな少ない量(の採血で)*2認知症とか心疾患とか脳梗塞がわかるのが素晴らしい」
「健康診断で糖尿病と診断され、自身の身体に不安がある。新しい技術、未来の技術で病気が予測できるなら、とても嬉しい」
「家族や兄弟など周りでも病気で亡くなる人が多い。事前に病気が分かることで、予防に繋げることができるのは素晴らしいと思う。もっとこの取り組みを広げてほしい」
「大好きなゴルフを80歳になっても続けたい。そのためには今の自分の状態を知り、健康を維持したい」
(「少量の血液で将来の病気を予測! ICTが地域の健康長寿に貢献、熊本県荒尾市で一歩: NEC Stories | NEC」より)
歳を重ねて健康に不安を覚えることが増え、この検査を病気の対策につなげたいというコメントが目立ちました。
フォーネスビジュアスの検査は4ステップで簡単
フォーネスビジュアスの検査受診方法はとても簡単です。オンラインマーケットで商品を購入いただいたのち、お近くの取り扱い医療機関にて採血の予約をしていただき、予約当日に問診と採血を受けるだけ。待ち時間を除くと早ければ15分くらいで終わるため、一般的な健康診断や人間ドッグよりもはるかに短い時間で検査が可能です。
約1カ月後に、検査結果報告書と検査ガイドを医療機関からお送りいたします(お渡しの方法は郵送や来院など、医療機関によって異なります)。
取り扱い医療機関をチェック
フォーネスビジュアスの受診ができる取り扱い医療機関については、下記ページからご確認ください。お住まいのエリアごとに検索が可能です。
お申し込みはこちら
さらに、お2人分を同時にお申し込みいただくことでお得に利用できる「ペア割」もご用意しています。
利用条件は「2人同時にお申し込みいただくこと」なので、ご家族でもご友人でもOK。お互いに健康が気がかりなご夫婦や親子など、ご自身と大切な方との生活習慣改善にぜひお役立てください。
購入前のお問い合わせ・ご注文
- 0120-009-439
- 受付時間 平日 9:30 ~ 17:30
- 本検査は、健康保険の対象ではありません。医療機関の自由診療として実施されます
- 本検査は、特定の年齢層の方のデータを対象として行われた分析結果に基づき判定します
- 医師の判断によることなく、本検査の結果を、疾病の判断・治療・予防等に用いることはできません
- 本検査は、その結果の正確性や、他の検査方法と同等の結果の提供を保証するものではありません
- 将来の疾病予測に関する検査結果は、生涯にわたってのリスクを予測するものではありません
- コンシェルジュによる健康相談およびアプリは、フォーネスライフからご利用者に直接ご提供するサービスです。これらは、ご利用者の生活習慣の改善、健康意識の向上をご支援するものであり、検査結果の改善や、疾病の診断、治療、予防等を目的とするものではありません
構成・編集:はてな編集部
*1:参考:認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の概要(厚生労働省)
*2:本検査では5ccの採血を行います。本検査における身体への負担は個人の感想です。