第一線で活躍する長距離ランナーの体は何が違う? 元公務員ランナー・川内優輝さんとエース2人の検査結果から強さの秘密が見えた

第一線で活躍する長距離ランナーの体は何が違う? 元公務員ランナー・川内優輝さんとエース2人の検査結果から強さの秘密が見えた

第一線で活躍するアスリートたちは、日々のハードなトレーニングによって自らの技術と身体を磨き続けています。では、その積み重ねは「体の中」にどのような変化をもたらしているのでしょうか?

今回、埼玉県庁在籍中に「最強の市民ランナー」と称され、プロ転向後も自己ベストを更新し続ける川内優輝さんと、コモディイイダ陸上部の長距離ランナーとして国内外の大会で数々の実績を残す岡山春紀さん、松村陣之助さんの3人が、フォーネスビジュアス検査を体験しました。

その結果から浮かび上がったのは、長距離ランナーならではの生活習慣と、日々の努力が生み出す確かな身体の土台。3人の面談を担当したコンシェルジュとともに検査結果をひも解きながら、第一線で走り続ける長距離ランナーの“強さの秘密”に迫ります。

川内優輝
川内優輝

1987年生まれ。あいおいニッセイ同和損保所属のプロ長距離ランナー。埼玉県庁に在籍時は「最強の市民ランナー」と称された経歴を持つ。これまでに招待選手やゲストランナーとして370回以上(一般参加等も含めると740回以上)のレースに出場。フルマラソンは全て完走しており、サブ10の世界最短間隔記録(中13日)や日本人最多記録(18回)なども樹立。


岡山春紀
岡山春紀

1994年生まれ。コモディイイダ陸上部所属の長距離ランナー。2017年熊本城マラソン優勝、2022年IAU 100km世界選手権優勝など、マラソンとウルトラマラソンで優秀な戦績を残している。


松村陣之助
松村陣之助

1995年生まれ。コモディイイダ陸上部所属の長距離ランナー。駅伝や実業団レースで安定した走りを見せる。第104回日本選手権5000m 5位をはじめ、1,500~10,000mまで幅広い種目で好記録を持つ。

日頃の生活習慣が、競技のコンディションにもつながっている

──今回フォーネスビジュアスを受けてみて、検査結果について率直にどのように感じましたか? まずは、川内選手からお願いします。

川内優輝さん(以下、川内):実はしばらく健康診断などを受けていなかったので、今回は自分の健康状態についてあらためて考えるいい機会になりました。

全体としては疾病リスクが概ね低いという結果だったので、そこは素直に安心しましたね。

川内優輝さん

──それはよかったです。一方で気になった点はありましたか?

川内:心筋梗塞のリスクについては高くはないものの、一番下の値ではなかったのが少し気になりました。実は父が心筋梗塞で亡くなっていて、遺伝的な要因を考えると、やはり意識しておく必要があるなと。

濃い味が好きで、普段の食事でつい塩分が多くなりがちなんです。今回の結果を受けて、もう少し控えるように気をつけたいと思いました。

個人事業主なので、正直、健康診断などは意識して申し込まないと忘れてしまうことがあります。でも今回の検査をきっかけに、年齢的にも、今後はより健康管理に目を向けていかなければと感じました。

──岡山選手はいかがですか?

岡山春紀さん(以下、岡山):健康診断自体は毎年会社で受けているので、ある程度は自分の体の状態を把握しているつもりでした。

今回、将来の疾病リスクについては特に問題がなかったので、そこは素直に安心しました。一方で、普段ほとんどお酒を飲まないのに「アルコールの影響」が大きいと出たのが気になりましたね。これまでの健康診断でも肝機能の数値で引っかかることが多かったんです。

母が膵臓の病気や糖尿病を患ったことがあるので、そういった家族の病歴を考えると、遺伝的な要素があるのかなとあらためて思いました。

岡山春紀さん

──松村選手はいかがですか?

松村陣之助さん(以下、松村):私の場合はいわゆる「がん家系」ということもあって、以前から健康に対する漠然とした不安がありました。なので、今回こうした検査を受けられたのは、すごくいい機会でした。現状、将来の疾病リスクは問題ないということで、安心できました。

ただ、私も結果を見て気になったのは、岡山選手と同じくアルコールの影響ですね。もともとお酒が好きで、レースが終わった後にご褒美のような感覚で飲むことが多いんですが、年齢を重ねるにつれて体がお酒の影響を受けるようになった気がして。具体的には、足が痛くなったり、疲れが抜けにくくなったりすることが増えたんです。

競技の際のコンディションと普段の生活習慣がつながっているということを、あらためて実感しました。単に走る練習だけをすればいいというわけではないんだなと。

松村陣之助さん

睡眠は最低でも7時間半。自分を追い込んだ後ほど「回復」を重視

──皆さん、現状疾病リスクは問題なく、日頃のトレーニングの成果がしっかりと見える結果でした。長距離ランナーとして、普段の「基礎作り」で特に重視していることはありますか?

川内:一番大事にしているのは睡眠ですね。最低でも7時間半は寝るようにして、どうしても難しいときは他の日に調整するようにしています。

睡眠の質を上げるために、スマートウォッチなどのデバイスを使って睡眠スコアをチェックしたり、マットレスや枕にもこだわったりしてきました。アイマスクや耳栓を試したこともあります。アラフォーになって、最近はよりそういった工夫に力を入れるようになりました。

──睡眠スコアを追うことで、新たに見えてきたことはありましたか?

川内フルマラソンを走った日や追い込んだ練習をした後は、どうしても筋肉痛などの影響が出てしまって、睡眠の質が下がるということがスコアを見る中で分かってきました。

しっかり追い込むことも大事ですが、その分、回復まで含めて考えないといけないという意識がより強くなりました。睡眠は、長距離ランナーとしての基礎を支える大きな土台だと思っています。

──岡山選手、松村選手はどうでしょう?

岡山:私も川内選手と同じですが、睡眠はかなり徹底しています。練習の質を保つためにも、無理をせずしっかり休むことが大切だなと。

食事面では基本的なことですが、血糖値が急に上がらないように必ず野菜から食べ始めるようにしています。

派手なことをしているわけではありませんが、毎日の基本を大事にすることが、結果的にパフォーマンスにつながっているように思います。

松村:他の選手と同じですが、まずは睡眠ですね。睡眠の質が翌日の練習や体の回復に直結するので、そこは妥協しないように。マットレスには特にこだわっています。

あとは食事も、基本は同じ陸上選手である妻が管理してくれていますが、塩分を控えたり、インスタント食品はできるだけ食べないようにしたり。

年齢を重ねるにつれて、走っているだけでは改善できない部分が増えてきたと感じているので、日々の生活習慣にはより気をつけるようになりました。

岡山春紀さんと松村陣之助さん

──トレーニング方法などについて、選手同士で情報交換もされるのでしょうか?

川内:そうですね。大会の後に他のチームの選手と話したり、普段も練習後にジョギングをしながら、他の選手と情報交換をすることはよくあります。

やっている本人にとっては当たり前のことでも、聞いている側からすると意外な発見が結構あって。本人が何気なくポロッと話したことが参考になることも多いんです。市民ランナーの方と話したらスマートウォッチなどのデバイスにすごくマニアックなこだわりを持っていたりして、面白いですよ。

高い心肺持久力と安静時代謝量。日頃の成果が検査結果にも表れている

──続いて、3人の面談を担当したコンシェルジュの渡辺さんに伺います。今回の皆さんの結果を総括すると、どのような特徴が見られましたか?

コンシェルジュと選手
渡辺さんとは、オンラインで会話しました

渡辺さん(以下、渡辺):皆さん30代とお若いこともあり、疾患リスクについては、ほぼ全員が低リスク群に該当していました。全体として、良好な健康状態といえると思います。

中でもやはり印象的だったのは心肺持久力ですね。一般的には基準値を大きく下回る方も少なくない項目ですが、今回の3名はいずれも基準値を大きく上回っていました。日常的に心肺持久力を維持・向上させる運動を継続されている結果でしょう。

心肺持久力というのは、いわゆるスタミナや粘り強さを指します。息を吸ったときに、肺でしっかりと酸素を取り込み、それを心臓が全身へ送り出し、体の隅々まで行き届けられているかを見る指標です。

酸素を体の末端まで届けるためには、血管の柔軟性がとても重要です。心臓や血管の機能は年齢とともに低下していくので、今ある良い状態をいかに維持していくか、という視点がとても大切になります。

──心肺持久力が高いことで、日常生活にはどのようなメリットがありますか?

渡辺:まず、エネルギーの使い方が効率的になるため、疲れにくくなります。

また、血流が増えることで血管が柔軟に拡張し、末梢での酸素交換がよりスムーズに行われるようになります。血管の柔軟性が高まることで、糖の代謝を含めた体の代謝機能が改善します。その結果、糖尿病や心筋梗塞、脳卒中といった生活習慣病のリスクを低下させることにつながっていきます。

加えて皆さんの場合、安静時代謝量も、平均からかなり高い水準でした。安静時代謝量は「安静にしている状態で消費されるエネルギー」のことです。これが高いということは、継続的な運動習慣によって筋肉量がしっかり維持されており、各臓器の代謝が高い状態に保たれていることを示しています。

コンシェルジュと選手

岡山:たしかに、心肺持久力や安静時代謝量が高いという結果だったので、これまでやってきたことが間違っていなかったのかなと安心できました。

川内:こうやって数値として見せてもらうと、自分では気付かなかったポイントも把握できて、意識が変わりますね。

【💡医師からのワンポイント解説】

生活習慣を短期間だけ変えたとしても、検査結果に影響が及ばないのがフォーネスビジュアスの特徴でもあります。今回の3選手の検査結果は、日頃からしっかり根付いた生活習慣(トレーニング習慣)によるものだといえます。


臼井亮介先生

(解説)臼井亮介先生

株式会社レノプロテクト 代表取締役。医師、医学博士。日本内科学会や日本腎臓学会の専門医・指導医などの資格を持つ。基幹病院で腎臓病診療に取り組む過程で、「腎臓外来にたどり着かないようにする・たどり着くまでの時間を延ばすためのサポート」への思いが募り、医師20年目の2022年に株式会社レノプロテクトを設立、代表取締役に就任する。慢性腎臓病は健康寿命を縮める大血管症(心筋梗塞や脳梗塞)の重要なリスクファクターであり、大血管症予防の観点からも腎臓について知ってほしいと講演活動等を行っている。日本内科学会・日本腎臓学会・日本透析医学会・日本糖尿病学会に所属。

FonesLife事業倫理等検討委員会にも参加し、フォーネスビジュアスをはじめとするサービスへのアドバイスなども行っている。

長距離走に欠かせない「心肺持久力」を高めるトレーニングとは?

──長距離ランナーに欠かせない「心肺持久力」を高めるために、日頃のトレーニングで意識されていることはありますか?

川内:基本的には、継続して練習を重ねることですね。その中でも、1回の距離をしっかり長く走るということを意識しています。

忙しくて練習を分割せざるを得ない時もありますが、そうでなければ、なるべく1回でまとめて長く走るようにしています。実際のレースを考えると、呼吸の使い方や筋肉の使い方など、マラソンに向けた体作りという意味でも、1回にまとめて長く走った方がいいと思っているんです。

量も質も大事ですが、まずは継続して、マラソンに直結する形で走り込むことが、私の場合は心肺持久力の土台になっていると思います。

川内優輝さん

──岡山選手は100kmのレース(ウルトラマラソン)にも参加されていて、特に長距離を走る機会が多いですよね。

岡山:そうですね。それもあって、私も川内選手と同じく、1回の練習で走る距離を多くすることはかなり意識しています。

100km走る場合は、とにかく長時間動き続けないといけません。6時間以上走り続けることも普通なので、そうしたレースを想定しながら、1回の練習で長く走るようにしています。

──普段のトレーニングではどのように走っていますか?

岡山:だいたい3時間くらい、ゆっくりと連続して走ります。それで距離は35〜40kmくらいですね。スピードよりも「止まらずに動き続ける」ことを重視しています。

──松村選手も、まとめて走るようにしていますか?

松村:自分は逆に、あまり一度に長い距離を走るのが得意なタイプではないんです。なので、練習は朝と夕方など、何回かに分けています。ただ「心肺持久力が落ちないかな」という不安もあるので、日常生活の中でできるだけ体を動かすようにしています。

──具体的には、どのような工夫をされているのでしょうか?

松村:子どもの保育園まで片道7kmあるのですが、送迎には必ず自転車を使っています。往復すると、それだけで14kmの運動になるんですよ。トレーニングという意識だけでなく、生活の中に自然に運動を組み込んで自分に合った形で続けることが、結果的に心肺持久力の維持にもつながっているのかなと。

【💡医師からのワンポイント解説】

有酸素運動は持続時間が長いほど体力的な持久力や基礎代謝量を高めます。まずは負荷が軽くても1回あたりの時間を長くすることが、理想的かつ効果的なトレーニング方法です。

一方で心肺持久力を高めることを目標とした場合には、単純に時間を長くするだけでは不十分です。1回の運動である程度、自分を追い込む負荷量に達することも念頭に置く必要があります。

一般の方なら、有酸素運動であればまずは心拍数100、それが可能であれば120程度まで上げられれば、トレーニングの効果は格段に上げられるでしょう。

もし疲れやすく長時間の運動が難しい方の場合は、分割することで運動を継続するのが効果的です。

アドバイスを実践したら、早速「自己ベストに近いタイム」が!

──渡辺さんに伺います。岡山選手と松村選手はアルコールの影響が気になるという結果でしたが、どのように気をつければよいでしょうか?

渡辺:やはり飲酒量や飲み方を見直すことが大切だと思います。

とはいえお酒は楽しみでもありますし、ストレス発散の手段でもあると思います。ですので「全く飲まない」という極端な方法ではなく、例えば何杯かに1杯はノンアルコールにするといったように、無理のない工夫を取り入れるのが現実的だと思います。

──なるほど。一方で岡山選手のように「量を多く飲んでいなくても影響が出るケース」があるようですね。

渡辺:はい。フォーネスビジュアスでは、実際の飲酒量ではなく「平均して週7杯以上の飲酒をしている体の状態」に相当するかを評価しています。その中で、遺伝的な要因によって飲酒量が少なくても影響を受けやすい方はいらっしゃいます。

なので今回の結果をふまえて「自分はお酒とどう付き合うのが一番いいのか」を考えていただくことが大切ですね。それぞれの方が、ご自身にとって続けやすい方法を見つけていくことが重要だと思います。

コンシェルジュと選手

岡山:私の場合は、お酒そのものだけでなく、アルコールが含まれているもの全般についてこれまで以上に気をつけていきたいと思いました。少しの量でも体に影響が出やすいと分かったので、日常的な選択から意識を変えていきたいですね。

渡辺:すばらしい心がけだと思います。

松村:私は渡辺さんのアドバイスを受けて、実際に飲む頻度を減らすという目標を立てて実践しているんですが、実は先日のレースで、3年ぶりに自己ベストにかなり近いタイムが出たんです! 正直、もっと早くこういう形で自分の状態を知っていればよかったなと思いました。

松村陣之助さん

渡辺:それはよかったです!早速成果が出ているようですね。

川内:私も渡辺さんから「すでに健康への意識は高いけれど、さらにレベルアップを目指すなら、週に1回ジョッキで飲んでいるお酒の量を少し減らしてみるといい」というアドバイスをいただきました。

マラソン大会が終わった後はよく打ち上げに行きますが、今後はなるべくグラス1杯くらいに抑えようと思っています。みんなが「生で!」って言っている中で、それをやるのはなかなかきついんですけど(笑)。

渡辺:そうですよね、楽しみや付き合いでもあると思うので大変だとは思いますが、バランスを意識していただけたらと思います。

また長距離ランナーの場合、よくあるリスクとして急性の腎障害が挙げられます。特にトレーニング中や競技後は、十分な水分摂取を心がけていただきたいですね。腎臓のダメージ回復という意味でも、水分補給は非常に重要です。

目安としては、1日1.5リットル以上はしっかり水分を取っていただくことをおすすめします。アルコールの影響を受けやすい体質の方こそ、日々の水分摂取もぜひ意識してください。

【💡医師からのワンポイント解説】

長距離ランナーにとって急性腎障害のリスクが高くなりやすいのは、長時間走ることで脱水状態にさらされるためです。脱水状態は、体のさまざまな機能に悪影響を及ぼす「酸化ストレス」を増やすことにも直結します。

長距離ランナーが走り終えた際に急性腎障害をきたしている割合については、少ないデータで3割、多いデータでは7割ぐらいに及んでいるようです。(ただ、実際には全例が急性腎障害を来しているわけではなく、発汗による体液量減少の影響によるケースも含まれています)

長距離ランナーはそのあたりの事情を知った上で、トレーニング中はもちろん競技中にも適度に、さらに競技後にも十分量の水分を摂取して体液量をリカバーさせています。

このようなリスクがある長距離ランナーが運動後にアルコールを摂取する場合、まずはやはり十分な水分の摂取が大切です。運動後の脱水状態・血管内脱水状態でアルコールを摂取すると血管内脱水を助長し、腎臓への負担となります。

十分量の水やお茶を飲み、尿が濃縮尿(濃い黄色)ではないことを確認してから、お酒を飲むのが良いと思います。

──なるほど、アスリートだからこそ、トレーニングの負荷によるリスクもありますよね。他に皆さんが日頃、特に気をつけているポイントはありますか?

川内「疲れているな」と感じたときには、しっかりリカバリーすることを一番大事にしていますね。治療を受ける機会を増やしたり、普段より多めに栄養を取ったり。睡眠は通常7時間半ですが、9時間くらいに伸ばすこともあります。

一方で、自分の感覚だけでは体調の変化に気付かないこともあるので、スマートウォッチで心拍数を見るなど、数値でのチェックも習慣にしています。

元気なつもりでも、普段と違う数値が出ているのが分かったら「実は疲れているんだな」と判断して、同じようにリカバリーを意識するようにしています。そもそもスポーツ選手である以上リスクは常にありますし、長距離ランナーは特に、オーバートレーニングになりやすいと思うので。

その中で「もう少し頑張るべきか」「ここは休むべきか」という判断を、日々繰り返している感じですね。トレーニングと回復のバランスを取り続けることが、長く競技を続けるためには欠かせないと思っています。

岡山:私も疲れていると感じたら、まず睡眠時間をしっかり確保して、体を回復させることを意識していますね。スマートウォッチのデータも参考にしながら調整しています。

それに毎日走っていると、ちょっとした変化にも気付きやすくなるんです。「足の動きが重いな」と感じたときは、少しやり過ぎているサインだなと。川内選手と同じく、感覚と数字の両方を見ながら負荷を調整するようにしています。

岡山春紀さん

松村:私も、まずはしっかり睡眠を取るようにしています。それと同時に、一定時間「無心になる」状態を意識的に作って、次の日の練習につなげるようにしています。

追い込んだ後は体も頭も興奮状態になっていて、すぐに眠るのが難しいこともあるんです。そんなときは高校のときの監督から聞いた「90分ほど、目を瞑って無心になる『自分だけの時間』を作るといい」というアドバイスを思い出して実践しています。

自分の場合、それで気持ち的にすごく楽になって、頭の中がリセットされる感覚があります。自分には合っている回復方法だと思うので、今でも継続しています。

──ありがとうございます。最後にあらためて、渡辺さんに伺います。今回の結果からも、日頃の生活習慣がその方の健康状態に大きく影響することが分かりました。アスリートに限らず一般の方にも、日頃の生活の中で意識してほしいことはありますか?

渡辺:そうですね。人生において、人それぞれ大切にしたいものは違うと思います。趣味を続けたい方もいれば、家族と元気に過ごしたい方もいる。その「大切にしたいこと」を続けるために、今の健康があるという点は、アスリートも一般の方も同じです。

ぜひ一度「自分が元気でいるために、今できることは何だろう」と立ち止まって考えてみていただきたいです。どんな小さなことでも大丈夫です。

何から始めていいか分からない場合は、きちんと食事や睡眠を取るといった、とても基本的なことからでいいと思います。同じ時間に起きて、同じ時間に寝る、朝に日を浴びる、そうした一歩から始めていただけたらと思います。

いきなり完璧を目指さなくていいので「今日から一つやってみる」。その積み重ねが、将来の健康につながっていくと思います。

川内優輝さん、岡山春紀さん、松村陣之助さん

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この体験記事で紹介されている「フォーネスビジュアス」は次のリンクからお申し込みできます。

さらに、お2人分を同時にお申し込みいただくことでお得に利用できる「ペア割」もご用意しています。

利用条件は「2人同時にお申し込みいただくこと」なので、ご家族でもご友人でもOK。お互いに健康が気がかりなご夫婦や親子、友人など、ご自身と大切な方との生活習慣改善にぜひお役立てください。

購入前のお問い合わせ・ご注文

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受付時間:平日 9:30〜17:30

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<検査のご利用にあたって>

フォーネスビジュアス検査は、以下の方のデータを対象として行われた分析結果に基づき判定します。

  • 20年以内の認知症発症リスク:49歳以上かつ、認知症を発症していない方
  • 5年以内の認知症発症リスク(※):65歳以上かつ、認知症を発症していない方
  • 4年以内の心筋梗塞・脳卒中の発症リスク:40歳以上の方
  • 5年以内の肺がん発症リスク:喫煙歴のある50歳以上かつ、がんを発症していない方
  • 5年以内の前立腺がん発症リスク:35 歳以上かつがんを発症していない男性
  • 4年以内の慢性腎不全発症リスク: 23歳以上の方
  • 現在の体の状態:18歳以上の方

※5年以内の認知症発症リスクは65歳以上の方のみ、5年以内の前立腺がん発症リスクは45歳以上の男性のみご提示します。

上記の対象外の方による本検査のご利用・ご活用については、取り扱い医療機関の医師とご相談いただくことをお願いしております。

  • 全身性エリテマトーデス (SLE) の方は、検査結果を算出できない場合があります。
  • 慢性腎臓病の方および 75歳以上の方は、4年以内の心筋梗塞・脳卒中発症リスク以外の項目の検査結果について正確に算出できない場合があります。
  • 18歳未満の方および妊娠中の方はご利用いただくことができません。

本検査は、健康保険の対象ではありません。医療機関の自由診療として実施されます。

本検査は、特定の年齢層の方のデータを対象として行われた分析結果に基づき判定します。

医師の判断によることなく、本検査の結果を、疾病の判断・治療・予防等に用いることはできません。

本検査は、その結果の正確性や、他の検査方法と同等の結果の提供を保証するものではありません。

将来の疾病予測に関する検査結果は、生涯にわたってのリスクを予測するものではありません。

コンシェルジュによる健康相談およびアプリは、フォーネスライフからご利用者に直接ご提供するサービスです。これらは、ご利用者の生活習慣の改善、健康意識の向上をご支援するものであり、検査結果の改善や、疾病の診断、治療、予防等を目的とするものではありません。

取材:宗像幸彦
撮影:小野奈那子
編集:はてな編集部