運動不足な40代の漫画家夫婦が「健康的な20年後」に向けて始めたこと 横山了一さん加藤マユミさんのフォーネスビジュアス体験記

運動不足が気になる40代の漫画家夫婦が、「将来の疾患リスク」を可視化できるフォーネスビジュアスの検査を受けてみた

健康を気にかけた生活を送ってきた漫画家の横山了一・加藤マユミ夫妻も、40代を迎える中で以前よりも気がかりなことが増えてきました。「健康のためにもっと何かした方がよさそうだけれど、一体何をすれば?」と考えていたお2人に、4年以内の心筋梗塞・脳卒中など重大な疾病の発症リスクが予測でき、現在の体の状態も分かる「フォーネスビジュアス」を体験していただきました。

検査結果などに基づいて生活習慣の改善を提案してくれるコンシェルジュとの面談を通して、未来の健康に向けたちょうどいいアドバイスが得られたとのこと。ご夫婦が、普段から生活習慣のどんなことを気にされていて、コンシェルジュとの面談で何を得たのか。検査を受けてみて感じたこと・考えたことを伺いました。

横山 了一(よこやま・りょういち)/写真右

漫画家。代表作に「戦国コミケ」「新しいパパがどう見ても凶悪すぎる」「息子の俺への態度が基本的にヒドイので漫画にしてみました」「北のダンナと西のヨメ」など。妻や子供たちとの日常を描いた「きょうの横山家」でも人気を集める。


加藤 マユミ(かとう・まゆみ)/写真左

漫画家。2005年刊の『女子恋愛百科』(集英社)で単行本デビュー以後、青年誌で恋愛ものを中心に執筆。同業者の横山了一との結婚、出産を経て2012年に4コマギャグマンガ『飯田橋のふたばちゃん』(原作:横山了一)で商業作品に復帰。2017年刊のエッセイマンガ『発酵かあさん』も話題に。

規則的な生活リズムの中で「運動不足」が夫婦の課題だった

── お2人は漫画家として、日常的にどういったリズムで生活されていますか?

加藤マユミさん(以下、加藤):子どもが2人いるので、わりと規則正しい生活をしているかなと思います。朝早く起きて、子どもたちを学校に送り出してから仕事をするという。

私たちは家が仕事場なので、子どもを送り出したあとに残っていた家事を片付けたらそのままお昼まで仕事をして、お昼ごはんを挟んでまた仕事、そうこうしている間に夕方になって子どもたちが帰ってきて……という毎日ですね。

横山了一さん(以下、横山):夜も仕事はするけど、10時くらいまでには切り上げてるよね? 子どもの生活リズムに合わせないと体力的にもしんどくなってしまうので、夜ふかしとか徹夜は絶対しないようにしています。

── 運動や食事の習慣についてはどうでしょうか?

横山:食事に関しては、妻が料理好きなのでいろいろ作ってくれるんですが、かなり栄養バランスがいいものを出してもらっているかなと思います。

加藤:ただ、外食することも結構あるよね。朝と夜は必ず作っているんですけど、お昼は夫と2人なので、近所まで食べに行ったり。

横山:運動でいうと、僕はフットサルを月に1~2回ほどしてはいるんですが、もともと通っていたフィットネスジムをコロナ禍にやめてしまったので、日常的に運動する習慣はそこまでなかったですね……。

加藤:私も、以前は市が主催するヨガ教室に通っていたんですけど、コロナ禍でレッスンが途切れ途切れになったこともあって、行かなくなってしまって。

通勤もないしずっと座り仕事なので、買い物や子どもの送迎以外だと外に出ない日も多いんです。足もむくむし、さすがに健康によくないなと思って、今までは近所の買い物にも車を使っていたんですが、最近は極力歩くようにはしています。

横山:歩数計アプリを入れて毎日歩くといいと聞いたことがあったので、なるべく夫婦で一緒にウォーキングしようとはしてたんですよね。ただ、具体的にどのくらいのペースでどのくらいの距離を歩けばいいかは、よく分からないままでした。

横山了一さん近影

── お2人とも、健康的な生活のためにいろいろ意識されているんですね。自分の体の状態を把握するために、例えば定期的な健康診断を受けるなどはしていますか?

横山:僕は人間ドックを定期的に受けたりはしていました。

加藤:最近は2人で健保の健康診断を年に1回受けるようにしています。

── お2人は今40代とのことですが、歳を重ねて、心身の状態などに変化を感じることはありますか?

加藤:私は40代を迎えて明らかに疲れやすくなりましたね。運動不足のせいで体力が衰えてきてしまって、子どもの運動会とかで太陽に数時間当たるだけでぐったりしちゃうんです。それからやっぱり太りやすくもなって、年々緩やかに体が大きくなっていくのを感じていて……(笑)

横山:僕は4年前に尿路結石になったことで、痛みが強過ぎて食事ができなくなって少し痩せたんですが、それまではずっと体重が増え続けてましたね。ついつい食べ過ぎてしまう癖は今でもあるので、このままじゃよくないんだろうなとは漠然と思っていました。

加藤:ちょうど2人とも、今後も健康でいるために何かしたいけど、具体的には何に気をつければいいんだろうと気になっていたタイミングだったんですよね。だから今回「フォーネスビジュアスの検査を受けてみませんか?」と提案してもらったとき、より健康的な生活を送るきっかけになるんじゃないかと思って「ぜひ!」と言ったんです。新しい形の検査ということで、どんなものなのか興味もありましたし。

(漫画:加藤マユミ)

※ フォーネスビジュアスの面談では事前に定期健康診断の結果をアップロードでき、その身体測定の値を参考に会話をしています。

フォーネスビジュアスでは、20年・5年以内(※5年以内は65歳以上が対象)の認知症、4年以内の心筋梗塞・脳卒中、5年以内の肺がん、4年以内の慢性腎不全といった疾病の将来的な発症リスクに加えて、現在の体の状態を可視化できます。検査後にはコンシェルジュとの面談により、検査結果に応じた生活習慣の改善アドバイスを受ける機会があります。

👉 詳細は「40歳目前で健康が気になるので、フォーネスビジュアスで「将来病気になるリスク」を可視化してみた」参照

心肺持久力・安静時代謝量・内臓脂肪、疾病リスク以外の気になる数値

── 今回お2人は、フォーネスビジュアスの「ペア割」プランで検査を受けられたと聞いています。検査を受ける際に何か気になったことなどあれば教えてください。

加藤:とくに用意することがないので、前日まで検査のことを忘れるくらい気楽に過ごせました。普通の健康診断のように食事制限がなかったことは手軽でしたね。

ただ、取り扱い医療機関がまだ限られていることもあってか、人によっては気軽にアクセスしにくい可能性もあるのかな。私たちは比較的近くで受けられたんですけどね。今後もっと取り扱い医療機関が増えると、地方にお住まいの人も行きやすくなるのかなとは思いました。

── 検査結果の報告書を受けとった時、率直に、どんな感想を抱きましたか?

加藤:まず、結果がパッと見ただけで分かりやすいなと感じました。普段の健康診断って、いろいろな項目の数値が細かく出るのが良さではあるけど、数値だけを見てもあまりピンとこないじゃないですか。

横山:この検査は、リスクが高かったり問題があったりする結果には赤いチェックマークが付くので、お互いの結果もすごく見やすいなと思いましたね*1

検査結果

── お互いの結果については、どう感じましたか?

加藤:「将来の疾患予測」に関しては私も夫も問題がなかったのでホッとしました。40代の場合それが一般的らしいんですが、認知症や心筋梗塞の発症リスクが現状は低いようでよかったなと。

横山:お互いに心肺持久力が低いのは、やっぱりなという感じでした。

加藤:あと、私は「安静時代謝量」も低かったんですよね。それもあって太りやすくなってしまっているのかなと感じました。夫の結果に関しては、やっぱり「肝臓脂肪」の多さが気になりましたね*2

横山:僕は、甘いものが実はすごく好きなんです。甘いものとコーヒーを朝いつもたしなんでしまうので、その習慣の積み重ねかなと感じましたね……。妻も子どもたちもそこまで甘いものは食べないのに、いつも僕ひとりで食べちゃうんですよ。だから内臓脂肪は多いだろうなとうすうす感じてはいたんですけど、結果を見て見事に現実を突きつけられました(笑)

検査結果を見る2人

「お菓子は週に3日まで」「食べた日をカレンダーに記録しましょう」

── その後、検査結果を踏まえて、保健師の資格を持つコンシェルジュと面談をされたかと思います。面談に向けて、何か準備はされましたか?

加藤:今年の3月に2人で定期健康診断を受けていたので、その結果をアプリにアップロードして、コンシェルジュさんにあらかじめ私たちの健康状態を知っていただいた上で面談をしてもらいました。

── 面談では結果の詳しい見方を教えてもらえるとともに、生活習慣の改善に向けてのアドバイスが聞けますね。コンシェルジュの方の説明は分かりやすかったでしょうか。

加藤:検査結果の1項目ごとに、どういう見方をすればいいのかをすごく丁寧に教えていただけたのでありがたかったです。面談は私と夫でそれぞれ受けたのですが、お互いの結果を隣で聞いていたこともあって、気になる部分があればお互いに確認し合えるのもペアで検査を受けた良さかなと思いました。

── 生活習慣の改善に関しては、コンシェルジュからどのようなアドバイスがありましたか?

横山:僕は食生活の改善策をいろいろ提案していただきました。甘いものをどのくらいの頻度で食べるか聞かれたので「週5です」と答えたら、「それはよくないので、がんばって週3にしていきましょう」と。

具体的な改善策として、お菓子を食べた日はカレンダーに記録するといいとも言われましたね。僕、なんか子どもみたいだな……と思ったんですけど(笑)、そういうところから習慣化しないとですよね。

加藤:「今日はお菓子食べた」ってちゃんとカレンダーに書いた方がいいよ(笑)

(漫画:横山了一)

横山:あとは、血糖値の上がり方を緩やかにする食事の食べ方についても教えていただきました。いきなりご飯を食べるんじゃなく、野菜とおかずを食べてからご飯を食べる。僕は昔から、お茶で流し込むような形で食事をしてしまう癖があるので、それはできるだけやめて、よく()んでゆっくり食べるのを心がけてくださいと言われました。妻が作ってくれる食事も、面談の日以来、より野菜を増やしてくれている感じがします。

加藤:そうですね。私は昔から、納豆とか海藻とか、健康によくても夫があまり好きじゃなさそうなものは自分ひとりで勝手に食べていたんですけど(笑)、今後はできるだけシェアしようと思って。

横山:それはすごくありがたいですね。あとは、運動面でもいろいろなアドバイスをしていただきました。僕の場合は、ウォーキングをする際に、始めの10分は無理のないペースで歩いて、最終的には脈拍122くらいを目指して歩くと効果的だそうです。体重や生活習慣を踏まえて計算していただいて、細かい数値まで教えてもらえたので参考になるなと。

加藤:私は普通に歩いていると脈拍が100に届かないくらいなのですが、体重や生活習慣を踏まえると120くらいの脈拍を目指すのが効果的だと教えてもらいました。やや早歩きで、汗ばんで少し疲れるぐらいのペースを意識すると効果的みたいです。今まではウォーキング中もただダラダラ歩いていたので、有酸素運動になるように意識してペースを変えたら、めちゃくちゃ汗をかくようになりましたね。代謝が高まってきているのかもと感じています。

それから、やっぱり歩くだけでは筋肉はつかないので、筋力をつけるためにスクワットをしましょうとアドバイスしてもらいました。

加藤マユミさん近影

── コンシェルジュに言われて特に印象的だったことはありますか?

加藤:私は学生時代から特に運動をせず生きてきたので、筋力も体力もないのは昔からそうだし、今後もずっとそうなんだろうな……とぼんやりと思っていたんです。でも、コンシェルジュさんに「今から運動習慣を改めたら、20年後、60代になったときの健康状態がまったく違いますよ」と言われたときに、ガーンと衝撃がきて。今から生活を切り替えても間に合うんだ! というのが驚きだったんですよね。その言葉をきっかけに、20年後の自分を見据えてがんばろうという気持ちが湧いてきました。

先ほどお話ししたウォーキングも、いままではただ漠然と歩いてしまうことが多かったんですよね。コンシェルジュさんとの面談を経て、この機会に運動へのモチベーションを上げたいと思い、ウォーキングに適した中敷きや心拍数を表示してくれるスマートウォッチを買ったんです。やっぱりそういったツールがあると歩いていても楽しいので、運動がだんだん日々の習慣になってきたのを感じています。

これから先、健康な50代、60代を迎えるために

── 今回フォーネスビジュアスの検査を受けてみて、定期的な健康診断との違いは感じられましたか?

横山:そうですね。さっきもお話しましたが、各項目の数値が細かく出るのが定期健康診断の良さではあると思うので、普段の健康診断を受けつつ、フォーネスビジュアスの検査も補足的に受けられるとよりよいのかなと思いますね。

加藤:普段の健康診断だと、特に異常のない数値についてはそこまで説明してもらえないじゃないですか。健診後に保健師さんに個別で相談できたりもするようなのですが、仕組みがよく分からなかったり心の準備ができていなかったりしてなかなか足を向けられなくて……。

フォーネスビジュアスはそんな項目についても詳しく教えてもらえるし、コンシェルジュさんにアドバイスしてもらえることも込みで、いいサービスだなと思いました。やっぱりプロから直接、健康面について指摘されることのパワーもあるので、気をつけなきゃとより真剣に思えますよね。

── 今回体験いただいた「ペア割」は、ご夫婦に限らず、2人でフォーネスビジュアスの検査・コンシェルジュ面談を受けられるメニューです。 身近な方などでコンシェルジュ面談を受けてほしいな、という方はいますか?

横山:僕の両親はもう70代なので、認知症リスクなども気になるし、受けてみてほしいなと思いましたね。

加藤:たしかに。うちは今、父が母に介護されている状態なので、母が倒れてしまうと大変だなと……。母の健康も気になるので、一緒に受けてほしいですよね。

横山:あと、同業者の漫画家さんの中には、本当に不健康な生活をされている方も少なくないので……。突然大病が見つかったり、急に亡くなったりしてしまう方もいる業界なので、生活習慣を改めるためにもみなさんにコンシェルジュさんと面談してみてほしいです。定期健康診断をサボりがちなフリーランスの人ほど受けてみてほしいなと思いますね。

── 加藤さんも、これからまた機会があれば、フォーネスビジュアスの検査を受けたいですか?

加藤:そうですね。やっぱり健康的に仕事を続けていきたいので、これから意識して生活を改善していって、また何年後かに同じ検査を受けて、健康状態の答え合わせをしたいです。それを励みにウォーキングも筋トレもがんばれるかもしれないなって。

横山:子どもたちにも健康でいてほしいし、まずは自分たちが元気な50代を迎えなきゃなと思いますよね。

加藤:うん。今回、健康的に50代、60代を迎えたいなという思いも強くなりましたし、今自分たちの健康状態を見つめ直してハッとできたことで、今後の生活が大きく変わるきっかけになったなと感じています。

お2人の近影

※記事中で紹介している検査結果の内容は、ご本人の同意のもと掲載しています。

お申し込みはこちら。お得なペア割も

この体験記事で紹介されている「フォーネスビジュアス」は次のリンクからお申し込みできます。

さらに、お2人分を同時にお申し込みいただくことでお得に利用できる「ペア割」もご用意しています。

利用条件は「2人同時にお申し込みいただくこと」なので、ご家族でもご友人でもOK。お互いに健康が気がかりなご夫婦や親子など、ご自身と大切な方との生活習慣改善にぜひお役立てください。

ライターの地主恵亮さんがフォーネスビジュアスを体験した様子を紹介している記事はこちらからどうぞ。

👉 40歳目前で健康が気になるので、フォーネスビジュアスで「将来病気になるリスク」を可視化してみた

購入前のお問い合わせ・ご注文

0120-009-439

受付時間:平日 9:30〜17:30

<検査のご利用にあたって>

フォーネスビジュアス検査は、以下の方のデータを対象として行われた分析結果に基づき判定します。

  • 20年以内の認知症発症リスク:49歳以上かつ、認知症を発症していない方
  • 5年以内の認知症発症リスク(※):65歳以上かつ、認知症を発症していない方
  • 4年以内の心筋梗塞・脳卒中の発症リスク:40歳以上の方
  • 5年以内の肺がん発症リスク:喫煙歴のある50歳以上かつ、がんを発症していない方
  • 4年以内の慢性腎不全発症リスク: 23歳以上の方
  • 現在の体の状態:18歳以上の方

※5年以内の認知症発症リスクは65歳以上の方のみご提示いたします。

上記の対象外の方による本検査のご利用・ご活用については、取り扱い医療機関の医師とご相談いただくことをお願いしております。

  • 全身性エリテマトーデス (SLE) の方は、検査結果を算出できない場合があります。
  • 慢性腎臓病の方および 75歳以上の方は、4年以内の心筋梗塞・脳卒中発症リスク以外の項目の検査結果について正確に算出できない場合があります。
  • 18歳未満の方および妊娠中の方はご利用いただくことができません。

本検査は、健康保険の対象ではありません。医療機関の自由診療として実施されます。

本検査は、特定の年齢層の方のデータを対象として行われた分析結果に基づき判定します。

医師の判断によることなく、本検査の結果を、疾病の判断・治療・予防等に用いることはできません。

本検査は、その結果の正確性や、他の検査方法と同等の結果の提供を保証するものではありません。

将来の疾病予測に関する検査結果は、生涯にわたってのリスクを予測するものではありません。

コンシェルジュによる健康相談およびアプリは、フォーネスライフからご利用者に直接ご提供するサービスです。これらは、ご利用者の生活習慣の改善、健康意識の向上をご支援するものであり、検査結果の改善や、疾病の診断、治療、予防等を目的とするものではありません。

取材・構成:生湯葉シホ
撮影:小野奈那子
編集:はてな編集部

*1:検査項目のうち「たばこの影響」は2024年7月末をもって結果の提供が中止されました。

*2:「肝臓脂肪」はフォーネスビジュアスで可視化できる現在の体の状態の項目名の1つです。詳しくはフォーネスビジュアスの「サービス内容」をご確認ください。