“誰も病気にならない未来。誰もが自分らしく生きられる社会”─フォーネスビジュアスが目指す未来


フォーネスビジュアスは、少量の血液から約 7,000 種類のタンパク質を測定することで、 20年以内/5年以内*1の「認知症」、4年以内の「脳卒中・心筋梗塞」と「慢性腎不全」、5年以内の「肺がん」の発症リスクを可視化できます。また一般的な血液検査では容易に分からない耐糖能(血糖値をコントロールする能力)・肝臓脂肪といった「現在の体の状態」も可視化できます。では、具体的にどう活用していけばいいのでしょうか。この記事では、活用方法について解説していきます。

前の記事:なぜ、フォーネスビジュアスは「将来の疾病リスク」が分かるのか? 裏側にあるユニークな「リスクモデル設計」




1年ごとの定期検査で疾病リスクを把握

── フォーネスビジュアスはどうやって受ければいいのでしょうか?

和賀巌(以下、和賀) フォーネスビジュアスの検査は誰でも簡単に受けられます。フォーネスライフが提携している病院に行き、問診と採血するだけです。

例えば、糖尿病のリスクを調べるにはグルコース負荷テストというものがあります。これは何回か針を体に刺す必要があり、時間も2〜3時間かかるのですが、フォーネスビジュアスはたった1回の少量の採血で診断できるので体の負荷も時間の負担もかかりません。

── フォーネスビジュアスは定期的に受けたほうがよいでしょうか?

和賀 どのくらいの期間でフォーネスビジュアスを受けるべきか、ないしは受けた方が良いか人によって変わります。何らかのリスクが高い、例えば認知症や肺がんのリスクが高い人は1年後に受診するのが良いと思います。生活習慣を少し変えてもう一度測定したときに、その病気のリスクが下がっていることが確認できたら、改善した生活習慣が合っているとわかります。

そうしたら、それを継続していけばいいわけです。そのため、個人的には1年に1回利用するのがおすすめです。一方で、リスクが低い人はある程度の期間をあけて、その後もリスクが上がっていないかを確かめるのに使うのがいいと思います。

── 疾病リスク予測の結果はどうとらえればいいですか?

和賀 まずはコンシェルジュに相談してください。フォーネスビジュアスのコンシェルジュは、国家資格である保健師の資格をもった専門家です。

コンシェルジュが検査結果を踏まえて一人ひとりに合わせ、生活習慣を見直すポイントを教えてくれます。疾病リスクが高くない人は、現在の生活習慣が強みになるので、その生活スタイルを続けていただきたいです。続けた方が良い生活習慣についても、必要に応じてコンシェルジュがアドバイスしてくれます。

既に、コンシェルジュの提案にしたがって、生活習慣を少し変えることで、結果が変わっている方もいます。実際に、2回目の検査のときにリスクが下がった人からは、感謝の言葉も届いているほどです。

自分らしく生きる、健康的な未来のために。

── 疾病リスクは何歳からでも下げられますか?

和賀 何歳からでも遅くはありません。生活習慣がタンパク質に影響を与えているため、フォーネスビジュアスの検査を受診後、生活習慣を変えたら、年齢関係なく測っていただき、リスクをとらえなおすことで、さらに改善を図っていただけたらと思います。

例えば、循環器系疾患のリスクの高い、低いに関してはヘビースモーカーの人など生活習慣を気にしていない人でもリスクが低い結果になることはあります。肺がんのリスクも同じです。

逆にちゃんと生活習慣を工夫して暮らしているけれど、本人が予想していなかった部分に改善点があるかもしれない。そこを見直すのにも、フォーネスビジュアスは使うことができます。椅子に座る時間を減らす、スマホを見る時間を減らすだけでも血液中のタンパク質のバランスが変わり、それがきっかけで健康を手にする人もいます。

フォーネスビジュアスの結果を活用して、自分の体のことを理解し、素晴らしい未来を設計してほしいと思います。

── 最後に将来の展望を教えてください。

和賀 まずは多くの人にフォーネスビジュアスを活用いただきたいですね。自分の人生やライフスタイルについて、「こんなことになりそうだ」「こんなことが強みだ」というのがどんどん読み解けるようになります。

健康診断と併せて、フォーネスビジュアスを毎年受けてもらい、その結果、病気になる人が少なくなり、最終的には“誰も病気にならない未来。誰もが自分らしく生きられる社会。”を実現できたらと思います

「フォーネスビジュアス」についてもっと詳しく

購入前のお問い合わせ・ご注文

<検査のご利用にあたって>

フォーネスビジュアス検査は、以下の方のデータを対象として行われた分析結果に基づき判定します。

  • 20年以内の認知症発症リスク:49歳以上かつ、認知症を発症していない方
  • 5年以内の認知症発症リスク(※):65歳以上かつ、認知症を発症していない方
  • 4年以内の心筋梗塞・脳卒中の発症リスク:40歳以上の方
  • 5年以内の肺がん発症リスク:喫煙歴のある50歳以上かつ、がんを発症していない方
  • 4年以内の慢性腎不全発症リスク: 23歳以上の方
  • 現在の体の状態:18歳以上の方

※5年以内の認知症発症リスクは65歳以上の方のみご提示いたします

上記の対象外の方による本検査のご利用、ご活用については、取り扱い医療機関の医師とご相談いただく事をお願いしております。

  • 全身性エリテマトーデス (SLE) の方は、検査結果を算出できない場合があります。
  • 慢性腎臓病の方および 75歳以上の方は、4年以内の心筋梗塞・脳卒中発症リスク以外の項目の検査結果について正確に算出できない場合があります。
  • 妊娠中の方はご利用いただくことができません。

本検査は、健康保険の対象ではありません。医療機関の自由診療として実施されます

本検査は、特定の年齢層の方のデータを対象として行われた分析結果に基づき判定します

医師の判断によることなく、本検査の結果を、疾病の判断・治療・予防等に用いることはできません

本検査は、その結果の正確性や、他の検査方法と同等の結果の提供を保証するものではありません

将来の疾病予測に関する検査結果は、生涯にわたってのリスクを予測するものではありません

コンシェルジュによる健康相談およびアプリは、フォーネスライフからご利用者に直接ご提供するサービスです。これらは、ご利用者の生活習慣の改善、健康意識の向上をご支援するものであり、検査結果の改善や、疾病の診断、治療、予防等を目的とするものではありません

*1:5年以内の認知症発症リスクは65歳以上の方のみご提示